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Live Report


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2010412
洗練された『4Bone Lines』の“音心”と吉田美奈子の“歌心”がコラボ!なんとも贅沢な一夜!

photo_02春だというのに気温は10℃以下。しかも朝から冷たい雨が降り続いて、桜の花もどこか憂鬱な感じで散りきれずにいた。そんな冬の名残のような夜に「江古田Buddy」だけはすでに春爛漫。大勢の観客が詰めかけていた。目当ては『4Bone Lines』の演奏だ。『4Bone Lines』というバンドは、リーダーの村田陽一をはじめ古賀慎治(東京都交響楽団)、池上亘(NHK交響楽団)、黒金寛行(NHK交響楽団契約団員)のメンバー全員がトロンボーン奏者という、まったく新しいトロンボーンカルテットである。観客の関心は「そんなトロンボーンカルテットがどんな音を聴かせてくれるか?」にあった。photo_07

会場の席がほぼ満席になった頃、黄金に輝く楽器を手にしてメンバーが登場。最初の曲「Thelonius」の演奏をスタートした。トロンボーン4本でセロニアス・モンクの曲が渋く奏でられる。最初の曲とあってか、観客も息を呑んだように静かに聴き入る。ところが演奏が終わると、いきなり大きな拍手が会場を包んだ。完璧な演奏だ。そして「Epistrophy」「Rouchut」と続く。4本のトロンボーンが調和して空気を振るわせる音は、重厚で観客を圧倒していった。曲の合間の入る村田氏のMCと解説も会場を和ませることに一役買う。なんとも楽しいステージだ。オリジナル曲「雫」はどこか物悲しさを含んだバラッドで、続く「Sneaky One」も上品で見事に洗練された曲。うっとりと音の世界に誘われていく。

photo_20Tea Cups 」はボサノバ調の曲でそれまでの雰囲気をがらりと変えた。こういう音楽を聴きながらお酒を飲む時間ほど贅沢なことはない。そして有名な「アベマリア」を彼らなりにアレンジした「Caccini」は荘厳でさえあり、会場を神聖な雰囲気に包んでいった。「4人がそろうことはなかなかない」と村田氏が話していたように、まったく価値の高い演奏だ。

休憩を挟んだ2部は「ペテン師 」から始まり、「OverViews」がスムーズな音の流れを作っていく。観客はそんな心地よい音の流れに身をまかせているようだ。3曲目に入る前のMCでは村田氏が「次はアントニオ・カルロス・ジョビンの曲です」と紹介。すると、観客は嬉しそうに大きな拍手を送った。それは次の曲がボサノバというのが容易に想像できるからだろう。演奏されたのは「One Note Samba」。ギターで演奏されるボサノバには慣れているが、トロンボーンという楽器が繰り出す音がこれほどまでにボサノバに合っているとは誰が想像し得ただろう。ゆったりとお酒を味わいながらずっと聴いていたいと思う名演である。

そして今宵のゲストの登場だ。観客の拍手が歓声とともに一層大きくゲストに向けて送られたphoto_22。女性ボーカリストの第一人者吉田美奈子氏がステージ左側からゆっくり姿を見せたのだ。そして4本のトロンボーンの音をバックに吉田氏が一声を発すると観客は息を呑んだ。曲は「Liberty」。彼女の声は説得力を持ち歌声は歌い終わるまで観客を魅了してやまなかった。続く「星の海」でも声のチカラは衰えない。それどころか声の力量は増していくようだ。トロンボーンをバックに歌う彼女は実際の彼女よりも一際大きく見え、観客は彼女の声が作りだす世界に引き込まれていった。そして「雲の魚」「愛があたためる」を歌い紡ぐ。“魅惑のヴォイス”。そんな月並みすぎる言葉があるが、それは彼女の声のことかもしれない。胸にじんと響く…。歌に酔いしれた観客は吉田氏が歌い終えステージを後にしても惜しみなく拍手を送っていた。そして裏方を務めた4本のトロンボーンはアップテンポの曲「Ska」を演奏、しっかりと観客を楽しませ最後を閉めた。

photo_50しかし観客は拍手でアンコールを要求。『4Bone Lines』は再びトロンボーンに息を吹き込む。アンコール曲として「M16(2009) 」「Come Sunday」を演奏し観客の“心”を満足させた。そして最後に再び吉田美奈子氏がステージ上に現れ、4本のトロンボーンをバックに、まったく衰えない美しい声で「It don't mean a thing」を歌いあげた。大きな拍手が会場を包み、観客は日常から隔絶したひとときを十分に味わったようだ。心地良い疲れの色が『4Bone Lines』のメンバーと吉田美奈子氏を染めて、素晴らしいコラボレーションは終わりを告げた。

 

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